信用倍率(しんようばいりつ)とは?

信用買い残を信用売り残で割った値。信用取引における買い方と売り方の比率を示す値で、株価の予測を立てる上で注目すべき指標となります。信用取引は期日が決まっているので、期日までには必ず決済をしなくてはなりません。信用取引で購入した株式は期日までには必ず売却をしなくてはならないのです(※注 現引という方法もあります)。従って、信用の買い残が増えると将来の売り圧力になる可能性が高いです。信用取引で売却した株式は期日までに必ず購入しなくてはなりません(※ 現提という方法もあります)。従って、信用の売り残が増えると将来の買い圧力になってきます。つまり、信用売り残が増えて信用倍率が1に近づいてくると、株価の上昇が期待でき、買い残が増えて信用倍率が10倍を超えてくると、相場が過熱が懸念されてきます。

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