ラップ口座(らっぷこうざ)とは?
株式の売買注文だけではなく、資産運用のアドバイスなども一括して提供する資産運用サービスの口座のこと。「ラップアカウント」、「セパレートリーマネージドアカウント」などともいいます。証券会社は、売買手数料、投資顧問会社の紹介料、口座管理料などを一つに包み込み、預かり資産額に応じて手数料を徴収します。包み込むという意味の「ラップ」という英語が言葉の由来です。なお、アメリカでは、ラップ口座は大きく「コンサルタント・ラップ」と「ミューチュアル・ファンド・ラップ」の二つに分けられます。「コンサルタント・ラップ」は証券会社が顧客の投資目的にあった投資顧問会社を紹介するタイプのものです。「ミューチュアル・ファンド・ラップ」はミューチュアル・ファンドを使って分散投資を行うタイプのものです。