権利落ち(けんりおち)とは?

増資や株式分割などの権利を落とすこと。権利落ちすると、増資や株式分割のときに、旧株に割り当てられる新株などを取得する権利がなくなります。たとえば、9月1日時点での株主に新株を割り当てるという場合、それ以降に株主としての権利を有した人には新株を取得する権利はありません。このことを権利落ちというのです。なお、株主としての権利を有するためには権利確定日の前日までに受渡が終了していることが必要です。従って、権利確定日から起算して5営業日前が権利付最終日となり、4営業日前には権利落ちとなってしまうので注意する必要があります。なお、配当を受け取る権利を落とすことも「権利落ち」といわれることがあります。しかしも通常は配当を受け取る権利を落とすことは「配当落ち」と呼んで区別されています。

用語集(カ行)のページに戻る
株、FX、経済などに関する用語集のトップページ
投資、徹底攻略(株式投資・外国為替証拠金取引:FX)のトップページ