株式持ち合い(かぶしきもちあい)とは？

関係の深い株式会社同士が互いの株式を保有し合うこと。グループ内の企業や銀行などの金融機関、取引関係にある企業などとの間で行われます。安定株主を確保し、敵対的買収を回避するために行われてきました。ただし、現在では、株式の持ち合いは解消されつつあります。なお、株式の持ち合い関係を解消するための売りを「持ち合い解消の売り」といい、90年代以降の相場の下落の要因の一つになりました。