任意準備金(ほうていじゅんびきん)とは?
会社が任意で積み立てる準備金のこと。株式会社は資本額に相当する資産を保持しないとなりませんが、資本額と全く同じだけの資産を保持すればよいことにしてしまうと、次年度に不作の損害が生じた時には資本を維持できない危険が生じてしまいます。しかし、会社が準備金を積み立てることで資本額以上の金額を会社に留保しておくようにしておけば、実際に資産が資本を下回るような事態が生じた際にも、準備金で補うことができるようになります。なお、任意準備金のほかに、法律の規定で積み立てることが義務付けられている「法定準備金」もあります。