株式投資における情報収集の重要性
株式投資においては情報収集が非常に重要です。株を買うときは将来の値上がりを期待して購入するします。将来値下がりが予想されるときは、その株式を購入することはしないでしょう。
その株が将来上昇するということは、将来その会社の価値が上がることを意味しています。その株が下落するということは、将来その会社の価値が下がることを意味しています。株式投資とは、その会社の将来の価値に投資するという意味合いがあるのです。
従って、会社が将来どうなるかを判断しなくてはなりません。その判断の基礎となるのが情報なのです。
株価を左右する情報には、新製品、新技術の開発、売上高の増加、企業買収などがあります。ネガティブなものとしては、新製品、新技術の開発の失敗、売上高の現象、スキャンダルなどがあります。
様々なところにアンテナを張っておいて、これらの情報をいち早くキャッチすることが大切になってきます。
情報源についても簡単に触れておきます。
まずは、新聞です。代表的な新聞は、日本で最も有名な日本経済新聞(日経新聞)でしょう。日経新聞の経済記事は充実しています。その他の新聞の経済面の記事も、投資に役立つものです。社会的な事件や、政治情勢が株価に影響を与える場合もあるので、経済面以外の記事にもチェックしましょう。
新聞にきちんと目を通して、情報に乗り遅れないようにするのは、株式投資にとって大切なことだと思います。
雑誌も大切な情報源の一つです。
いくつかの経済誌が発売されていますし、推奨銘柄や、株価予想が載っている雑誌も複数発売されています。必要に応じて、これらの雑誌をチェックするするのもよいでしょう。特に、業界や経済全体の先行きの見通しを分析する記事はチェックするようにしておくのがよいと思います。
会社四季報、日経会社情報は、株価分析や情報収集のための定番書籍です。年に四回発売され、チャートや会社情報、投資指標などが載っています。
最近では、新たにダイヤモンド社の「株」データブック全銘柄版も発売されました。
この三つの書籍はほぼ同様の内容になっていますので、三つの中で使い勝手のよいものを手元に置いておくとよいのではないでしょうか。
ネットからも情報を仕入れることが出来ます。
ネットではニュースも配信されていますし、チャートや投資指標を見ることが出来ます。
たとえば、日経新聞のマネー&マーケットのページでは、銘柄ごとのチャートや投資指標を見ることが出来ます。
http://markets.nikkei.co.jp/
証券会社に口座を開設すると、証券会社からネットを通して情報を得ることが出来るようになります。
証券会社の提供する情報には有料のものと無料のものがあります。必要に応じて、有料情報を利用するのもよいでしょう。
証券会社の中にはセミナーを開いているところもありますが、ときには証券会社の主催するセミナーなどに参加するのもいいかもしれません。
(文責:K.H)