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銘柄、株式数と売買単位を決めよう!

 まずは銘柄についてです。
 株式を購入する際には、まずは銘柄を選択します。似ている銘柄名もあるので注意しましょう。特に、グループ企業がたくさんある企業の場合、特に間違いやすいので慎重に選択するようにしましょう。

 証券会社によって違いがありますが、銘柄の選択の仕方についても説明しておきます。
 銘柄は銘柄の名前を入力したり、業種一覧から選ぶことが出来ます。
 証券コードを入力することでも銘柄を選ぶことが出来ます。証券コードとは、銘柄を識別するために割り振られている番号のことです。日本の上場株式の場合、銘柄ごとに4桁の数字が決められています。

 なお、証券会社によっては、銘柄を株価一覧画面に登録しておくと、株価一覧画面からその銘柄を注文できるようになっているところもあります。

 選択が完了したら、選択に間違いがないかしっかり確認しましょう。

 次に株式数と売買単位についてです。
 当たり前と言えば当たり前ですが、株式の売買注文をする時は、売買する株式数を指定しなくてはなりません。
 特に最初の頃は、100株と1000株を間違って入力してしまうこともありえるので、慎重に入力し、確認する癖をつけましょう。

 ここでポイントとなるのが売買単位です。売買単位とは株式を売買することのできる単位のことです。株式は売買単位というかたまりごとに売買されるのです。
 たとえば、売買単位が100株の企業の銘柄を101株買うことはできません。100株、200株と100株を一つの単位として売り買いが行われるのです。勿論、100株に満たない、80株や90株での売買も出来ません。

 多くの企業では売買単位は1,000株か100株になっていますが、10株や1株になっている企業もあります。投資する際には、必ず売買単位をチェックするようにしましょう。

 最近では、株式の流動性を高めたり、個人株主を増やすために、売買単位を引き下げている企業もあります。売買単位が引き下げられると少額で購入できることになるので、個人投資家にとって株式が購入しやすくなるのです。
 通常10株や1株で売買できる企業の株式の単価は高くなっています。一方で、あまり多くはありませんが、売買単価が低いのに1株で売り買いのできる銘柄もあります。
 新興IT企業を中心に、10万円以下で購入できる株式も増えてきているのです。

 いずれにせよ、現在の株式市場には、売買単位が1株のものから1000株のものまで混在しています。慣れないうちは間違う可能性も少なくありません。
 購入株式数も間違って入力しないように充分気をつけましょう。

(文責:K.H)

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