株式投資とは?
株式とは、会社への出資を細分化した割合的単位の形にしたものです。細分化することによって、出資者が資力に応じて会社に出資することができるようになります。資金の少ない人や資金に余裕のない人からも、幅広く出資を募ることが出来るというメリットがあります。
株式は証券取引所に上場すると、広く一般的に誰でも売買できるようになります。この証券取引所に上場された株式を、証券会社を介して売買するのが株式投資です。なお、上場するためには、証券取引所が上場基準に基づき上場を承認することが必要となります。この基準は市場によって違います。
株式投資では多くのリターンを得ることも可能です。リターンについては、別項を設けて詳しく説明しますが、リターンの大きさに着目して、今日では、多くの個人投資家が株式投資を行っています。一方で、株式投資には大きなリスクがあるのも事実です。中には博打やギャンブルと同一視している人さえいるかもしれません。
しかし、株式投資はきちんとした知識と情報に基づいておこなえば、それほど怖いものではありませんし、博打やギャンブルとは明らかに違うものです。
また、専門用語などが多く使われている、取っ付き難い世界だと思っている人もいると思いますが、専門用語についてもさほど問題はありません。専門用語はどの業界にもありますし、専門用語は株式投資をしていくうちに少しずつ覚えていくものです。
現在では、自分の資産形成や将来設計をする上で、株式投資を有効に活用するのは当然の流れになりつつあります。いいか悪いかは別として、公的年金の給付が削減されつつある現状においては、株式投資は、老後の資金を得るために欠かせないものになりつつあるのです。
少なくとも、自分の資産形成や将来設計をする上での選択肢から株式投資を除外してしまうのはもったいないと思います。
(文責:K.H)