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主な市場(東証一部、東証二部など)

 市場とは、株式を取引する場所のことです。投資家は、証券会社を通して、株式を市場で売買することになります。投資家同士が相対で売買したり、市場外の取引もありますが、個人投資家にとっては、通常は、証券取引市場での取引がメインになります。

 主な市場を列挙してみます。
東証一部
東証二部
大証
ジャスダック
マザーズ
ヘラクレス

 次に、それぞれの証券取引所について概説していきます。

 東証とは東京証券取引所のことです。東証は日本最大の証券取引所で、第一部(東証一部)と第二部(東証二部)があります。また、新興市場である東証マザーズも開設しています。
 証券取引所に上場するには、証券取引所の定めた上場基準を満たす必要がありますが、上場基準は、一部、二部、マザーズで異なっています。 

 大証とは大阪取引証券所のことです。大証は東証に次ぐ取引所です。大証にも第一部と第二部があり、新興市場であるヘラクレスも開設しています。ちなみに、ヘラクレスは、かつてのナスダックジャパンを前身としています。大証とナスダックの提携解消により、新たに大証ヘラクレスとしてスタートをきったのです。
 また、大証では日経平均(日経225)の先物やオプションも取引されています。

 日本にはこの他、名古屋証券取引所、福岡証券取引所、札幌証券取引所があります。かつてあった、京都証券取引所、新潟証券取引所、広島証券取引所は、他の取引所に合併され、現在はありません。

 ジャスダック証券市場は、かつては店頭市場と呼ばれていた市場です。新興成長企業の株式が取引されており、楽天などが代表的ジャスダック銘柄です。また、現在では東証一部に上場されている企業の中にも、かつてはジャスダック(店頭市場)に上場していたものも数多くあります。
 なお、新興成長市場としては、ジャスダックのほかに、東証マザーズ、大証ヘラクレス、名証セントレックス、福証Q-Board、札証アンビシャスがあります。

(文責:K.H)

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